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タイガーマスク二世
エピソード・ガイド
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 ■第5話■若者狩り
あらすじ
作品データ
 演  出  佐々木正広 
 脚  本  山崎 晴哉 
 作画監督  清山 滋崇 
 美術監督  秦  秀信 
 初放映日  S56.5.18 
 新日本プロレスの道場では、猪木が坂口征二を相手に実戦さながらのスパーリングをこなしていた。次に吸血仮面ザ・バットと戦うのは自分しかいないと決意していたからだ。そんな猪木に、タイガーから電話。無様な負けを詫びながらも、バットの牙には麻酔薬のような薬が塗られているのではないかと、猪木に忠告を送る。

 一也たちの少年野球チームと一緒にいた竜夫は、高校野球のエースだった若者、中山一郎と出会う。一郎は病気の母に代わって働くため、今は学校も休み、野球とも遠ざかっていたのだ。そんな一郎の後を宇宙プロレス連盟の人間が追跡していることに気付いた竜夫。彼もまた後を追うが、連盟の目的はつかめなかった。

 そんなとき、有望な高校スポーツ選手が相次いで行方不明になっていることを新聞記事で知った竜夫は、それらの事件と連盟とのつながりを疑う。心配した竜夫が一郎の自宅を訪ねてみると、またしても姿を現わした連盟の人間が、大金を積んで一郎をスカウトしているところ。竜夫が忠告したにもかかわらず、一郎は連盟のスカウトに応じてしまった。だが、連れていかれた船の中でザ・バットの姿を見た一郎は、そんな悪役ファイトはできないと、脱走を試みる。そこへタイガーマスクも姿を現わし、一郎や他の若者たちを救出した。

 一足先に船を降りたザ・バットは、次なる標的、アントニオ猪木と対戦すべく、横浜文化体育館へ車を走らせていた。


猪木

竜夫

一郎

バット

ゲラー

二世

解説
 タイガーマスク作品に不可欠なのが、「子供たちとの触れ合い」である。いや、それは「触れ合い」などという生半可なものではなく、子供たちにとって「生きる希望、人生の支え」それがタイガーマスクという存在だった。二世では、この要素が希薄になっているのが物足りなくもあるが、それでも一也を始めとする少年野球あすなろチームの子供たちの存在が、かつてのちびっこハウスを彷佛とさせる。

 今回、登場する中山一郎君は、そんな子供たちとの関係を通して、竜夫の前に現われた青年だ。竜夫にとっては、あすなろチームの前任コーチが一郎君。高校野球のエースだったが、母の病気が原因で今では……。幼い弟、妹のためにも、どうしても金がいる! そんな一郎君の前に積まれた、大金の山。なんだか高岡拳太郎、虎の穴スカウト・シーンを彷佛とさせる。

 こういうリング外の地味な人生模様が描かれるのは、いかにもタイガーらしくて良いね。たとえ回り道してでも、こういうエピソードをポツポツと置いてもらえると安心できるんですよ。

 
 

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