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タイガーマスク二世
エピソード・ガイド
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 ■第13話■長嶋茂雄の千本ノック
あらすじ
作品データ
 演  出  明比 正行 
 森下 孝三 
 脚  本  山崎 晴哉 
 作画監督  堀川 留子 
 美術監督  山本 善之 
 初放映日  S56.7.20 
 昼間、日の出スポーツで新聞記者としての仕事をこなしていても、竜夫の頭はヘル・ホークスの鷹対策でいっぱいだった。夜、タイガー・ピラミッダーでアイアンガー相手に猛特訓に励むタイガーだったが、どうしても超高速で攻めて来る鷹を封じる作戦が思い浮かばない。

 そんな竜夫に、日の出スポーツ・デスクは、巨人軍、長嶋監督とのゴルフに付き合うよう命じた。意外なことに、デスクは高校時代、野球部で長嶋監督の先輩だったという。竜夫自身、かつて巨人軍担当記者をしていた経験から、監督とは顔見知りだ。ゴルフ中も、竜夫はいつものおっちょこちょいな態度を崩さぬが、長嶋監督だけは、竜夫のちょっとした動作から、彼の発達した運動神経を見抜いていた。

 このゴルフがヒントになって、竜夫はヘル・ホークス鷹対策として、長嶋監督に千本ノックの特訓を申し込んだ。その理由は隠したまま……。何か深いわけがあると感じた監督は、黙って竜夫の突拍子もない頼みを聞き入れるのだった。素人相手でも手加減しない監督のノックが、容赦なく次々と竜夫を襲う。それに必死に耐える竜夫の気迫には、さすがの野球の鬼、長嶋監督でさえ圧倒されるばかりだった。

 その頃、世界一の石油王アーマン・ハッサンが、自らが所有する豪華船オイル・キング号で来日したというニュース。竜夫は、このハッサンこそ宇宙プロレス連盟の黒幕ではないかと疑っていた。


長嶋

デスク

竜夫

みどり

ホークス

ハッサン

解説
 オリジナル・シリーズの、あのシーンが、いやでもオーバーラップしてしまうのである。あのシーン。言うまでもないですね。ブラックVの人間ミサイルに対抗すべく、先輩ジャイアント馬場がタイガーに科したノック大特訓! それゆえ、二番煎じの感はいなめないものの、なんたって、今度の相手は天下のミスターだよ。それだけで、物語としても貴重な歴史の一コマじゃん。

 いつも道化役としか描かれない竜夫の上司、名なしのデスク。そんな男が、実は高校時代、野球部でミスターの先輩だったという、とんでもない過去が暴露された。ところが、先輩は先輩でも、デスクは単なるマネージャーだったというオチ。そんな和やかな人間関係が描かれる一方で、ミスターは竜夫のほんの一瞬の俊敏な身のこなしを見逃さないあたり、小気味良い演出だ。

 「ヘタをすると死ぬぞ!」これはミスターが、無茶な要求を突き付けて来る竜夫に放った一言だ。それでも、竜夫の気魄を受け止めたミスターは、理由は聞かずに容赦ない弾丸ノックを突き付ける――「漢は漢を知る」という世界やな。

 
 

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