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タイガーマスク二世
エピソード・ガイド
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 ■第17話■回想・プロレスへの道
あらすじ
作品データ
 演  出  落合 正宗 
 脚  本  山崎 晴哉 
 作画監督  森  利夫 
 美術監督  秦  秀信 
 初放映日  S56.9.7 
 真夜中の国立競技場で、ハッサンが雇ったアメフト・チームと対峙するタイガー。敵の凶悪な瞳を見たタイガーは、「この殺気を秘めた無気味な目は、どこかで見たことがある!」と、アメリカに渡ったカレッジ時代を思い出していた。

 親友のボブと共に、ニューヨーク・ポスト紙でバイトをしていた竜夫。二人のバイト代を狙って、地元の不良グループ、スパイダーが襲うという事件が起きた。竜夫は敢然と立ち向かったが、多勢に無勢で、ボブともども病院送りになってしまう。

 退院した竜夫は、バイト先のニューヨーク・ポスト紙に顔を出したが、ボブの姿が見えないことを不審に思う。やがて、ボブの双子の兄弟マークから、ボブがスパイダーに襲撃されたケガが元でこの世を去ったことを知らされた。怒りにかられた竜夫は、スパイダーのリーダーを見つけ出し、袋叩きにしたことから留置場へ送られた。

 そこへ謎の人物が現われ、保釈金を。彼こそ復活・虎の穴のスカウトだった。虎の穴に入門した竜夫は、そこでマークと再会した。ほどなく、スパイダーとつながりのあるマフィアのボスが逮捕されたと知り、マークは脱走。だが、捕らえられリンチに遭い、竜夫の腕の中で息を引き取った。

 無念のなかで、死んでいったボブやマーク……。「俺に正義を愛する心を託していった者たちのために、俺は勝たねばならんのだ!」とタイガーは、正義を踏みにじるハッサン配下のアメフト・チームに向ける闘志を新たにした。


ハッサン

二世

竜夫(回想)

ボブ

マーク

スパイダー

解説
 大胆な構成。前回から引き続き、アメフト・チームと対峙したタイガーだったが、この戦いは全く進展せぬまま、決着は更に次回へ持ち越し! 大河ドラマでも、ここまではやらんでしょう。でも、竜夫が新生・虎の穴にスカウトされた顛末が明かされたのだから、これはこれで、よしとしますか。

 私が興味を持ったのは、虎の穴のスカウトと出会う前の竜夫の心境だ。アメリカに渡った竜夫は、平和なカレッジ・ライフを満喫。幼い頃、「二代目タイガーになるんだ!」と勇ましく燃え上がった反骨心が失われかけていることが、自分でも焦りを感じているのだ。こういう感情は、他人事じゃないよね。なかなかにリアルでハッとなる。

 「ペンは剣よりも強し」という格言を寄り心にして、「正義を守るためには、新聞記者になった方がいいんだろうか。しかし、レスリングは諦められそうもないし……」と揺れ動く若者像が、私には印象に残った。「正義」という言葉は、面と向かって言われると気恥ずかしいものがあるが、事実、これがTM2最大のキーワードなのです。

 
 

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