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タイガーマスク二世
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 ■第21話■ハッサンの秘密
あらすじ
作品データ
 演  出  関田  修 
 脚  本  山崎 晴哉 
 作画監督  岸  義久 
 美術監督  宮本 清司 
 初放映日  S56.10.12 
 一也たちの少年野球あすなろチームの一員、三太郎の従兄弟、笹本邦彦は、全日本代表になるほどのサッカー花形選手だ。だが、審判に見つかりさえしなければ、勝つために反則をも辞さない態度が、竜夫には受け入れがたかった。その邦彦が、とある外国チームのプロテストを受けるという。

 竜夫が後を付けると、邦彦が向かった先はハッサンが根城としている豪華船オイル・キング号だった。世界スポーツ界征服の野望を達成するため、ハッサンはサッカー界へも進出を図っていたのだ。しかし、プロテストは邦彦の想像を遥かに上回る厳しさで、敵の悪どい反則プレーの前に邦彦は実力の片鱗も見せることができなかった。

 ハッサンに正面からインタビューを申し入れた竜夫。竜夫は、ハッサンの野望の根源が、個人的な恨みにあるのでは……と問うが、ハッサンは笑って答えなかった。だが、竜夫が帰ったあと、ハッサンは自国が先進国の植民地だった時代に、空襲で両親、最愛の妹ケイトを奪われた苦い過去を思い出していた。

 竜夫は、オイル・キング号でのハッサンとのインタビューの際、密かに抜け出して邦彦に対する悪辣なプロテスト風景をカメラに収めていた。心を入れ替えた邦彦の協力もあり、その実態が日の出スポーツで記事になる。それを見たハッサンは、次のタイガー対青銅マッスル戦で、力こそが正義であることを分からせてやるためにも、必ず勝てとマッスルに伝えるのだった。


邦彦

三太郎

竜夫

みどり

ハッサン

ギラド

解説
 タイトルが「ハッサンの秘密」。そこから考えると、ハッサンの回想シーンが一番の見せ場ということになる。大国の侵略に、ゲリラ戦で対抗していたのが、かつてのハッサン王国(仮名)だ。その戦いの最中、ハッサンは幼い妹、両親を失った。そのことが、独裁者ハッサンを生み出した根源だと作品では語っている。

 この話は在り来たりかもしれないが、リアルで面白い。欲を言えば、もっと時間をかけて掘り下げて描いても良かった。そういった意味では、笹本邦彦のサッカー・エピソードは蛇足だったかな。確かに「スポーツとは単に勝てば良いのではない。健康な心と身体を養うためにある!」という竜夫の主張を浮き立たせるためには必要だったんだろうけどね。

 冒頭では、一也たちのあすなろチームで、ちょっとヘタッぴいの二郎がイジメにあうシーンが登場する。そのことを竜夫からたしなめられた仲間たちは、最後には皆で二郎を応援。懸命に一塁に走り込む二郎、間一髪セーフ! おう、まるでレッドビッキーズじゃないか!

 
 

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